当院でもここ最近、O脚で悩まれる方やまたその相談が増えてきました。
コロナの影響により外出移動手段が便利になったことで脚腰の筋力が低下し重心をまっすぐ支えられなくなる事によりO脚が悪化してまいます。
O脚の原因、施術と解決する方法、予防策をいくつかご紹介していきます。
1、運動不足による原因
もっとも多い原因の一つです。
運動不足や足にあっていない靴を履いている事などが原因により股関節を支える力が弱くなっています。特に重要なのが臀筋群、内転筋群です。
ここの筋肉が筋力低下を起こすとことにより骨盤と股関節を形成している大腿骨は外旋しバランスをとる形で下腿骨は内旋しO脚の原因となります。
2.ハイハイがすくない
幼少期にハイハイが少ないと脳幹と臀筋群が鍛える事ができない状態で立つことになりO脚の原因となってしまいます。
これからご出産をされる方、将来お子様を考えてる方、産まれてからまだ小さいお子様ごいらっしゃる方はお家に広いスペースを作りたくさんハイハイをさせましょう。
間違ってもこちら側からつかまり立ちや歩行を無理やり促さないように気をつけましょう。
3.腹筋(腹横筋)インナーマッスルが弱い
体幹を支えると同時に内臓を正しい位置で抑えてくれる腹横筋が弱いと体幹を支える事ができなくなるので姿勢が悪くなりO脚の原因になります。
また内臓が下垂をしても骨盤や姿勢に悪い影響がてで助長してしまいます。
股関節の運動で足をあげたり動かしたりする際は最初に腹横筋に力が入り動き始めます。
腹横筋に力が入りにくいと体幹がブレ易くなるだけでなく股関節の初動の動きが悪くなるので大きな原因となります。
4.骨盤が後傾している
骨盤が後傾する事によりバランスをとるかたちで大体骨は外旋し下腿骨は内旋しO脚となります。
骨盤が後ろに傾いてしまう主な原因としては深層外旋六筋(梨状筋、外閉鎖筋、内閉鎖筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋)の緊張によります。
お仕事などで座位の時間がない方は要注意です。
5.婦人科疾患による影響
あまり知られていないですが生理痛や子宮筋腫などもO脚と関連してきます。
子宮の状態な不調になると主に下に下垂します。
子宮が下に下がることにより大腿骨頭靭帯が緊張してしまうので同じく大体骨が外旋してO脚の原因となります。
解決法
運動不足による原因
主に原因となる臀筋群と内転筋の働きが良くなるように正しい骨格の位置に戻しつつ当院独自の運動指導と筋力トレーニングをおこなっていきます。
AKというカイロプラクティックの学問では神経血管反射、リンパ反射の場所があり、刺激することで筋出力が戻りやすくなります。
最後に患者様に合わせた運動指導をおこなっていきます。
ハイハイがすくない(先天的)
大人になってからの解決は難しいですが、小さいお子様ごいらっしゃるご家庭ではたくさんさせてあげましょう。
当院股関節のストレッチによりある程度の改善していくことができます。
弱くなっている筋力を強化することによってもある程度、症状は緩和されます。
腹筋(腹横筋)インナーマッスルが弱い
腹横筋を鍛えるにはまず内臓を正しい位置にできる限り戻す必要があります。
内臓マニュピレーションをおこなった上でEMSをおこない運動する事で腹筋を取り戻します。
当院では最新のEMSで腹横筋を活性化させていきます。
体幹の安定、股関節痛・腰痛の改善、ダイエット、シェイプアップにも効果が期待できます。
骨盤が後傾している
トムソンベットという矯正専用のベットで骨盤後傾に対しての矯正をしながら深層外旋6筋の緊張の緩和、内転筋の筋力低下や腸腰筋の筋力低下も原因となるので筋力を戻すようにしていきます。
婦人科疾患による影響
当院では生理痛、生理不順、妊活などの施術もおこなっています。
子宮の捻れや、子宮の周りの組織である子宮広間膜などを緩めることにより子宮を正しい位置、なおかつ緊張のない循環のいい状態にしていきます。
仙骨と子宮は靭帯でワイヤーのように固定したいるので歪むと子宮がそれに牽引されるような形で子宮自体も歪んだり緊張した状態になるので仙骨の歪みも矯正していきます。
小腸が食事内容などの影響により循環障害をおこすと下垂し始め、子宮が圧迫されるような形になり子宮の状態の悪化や子宮自体の下垂の原因にもなるのでこちらも内臓マニュピレーションの食事指導により改善していきます。
また婦人科疾患に対しての栄養指導もおこないます。
O脚はスタイヘルの変化だけでなく放置することによる膝の痛みや腰痛の原因かにもなってしまいます。
またO脚になる原因は様々ですが取り除くことによりO脚以外の疾患の改善と予防にもつながります。
気になる方はぜひアレーズ整骨院鍼灸院にご相談ください。