西船橋で改善実績多数の「アレーズ整骨院鍼灸院」

ぎっくり背中とは?

ぎっくり背中とは、ぎっくり腰のような強い痛みが背中に発生することです。

最近はぎっくり背中でご来院される患者様が増えてきています。

ぎっくり腰とは、主に腰部の筋や筋膜等の組織が傷つき炎症をしている状態です。

背中の場合も同様で、慢性的な疲労の蓄積ではなく背中の組織が炎症を起こしているため、強い痛みが数日続いてしまうのです。

 

 

ぎっくり背中の原因

ぎっくり背中の原因は、固くなった筋肉の状態でなんらかのきっかけとなる負荷が加わることで起きます。

例えば寝ている状態から朝起きようとした時や、後ろを振り返ろうとした時など、きっかけは些細なことである場合が多いです。

ぎっくり背中となるまでには疲労が蓄積し、筋肉にすでに負担がかかり続ける状況が前提にあります。

・同じ姿勢を長時間続ける

・重いものを持つことが多い

・腕を挙げる、動かすことが多い

・姿勢が悪い、首が前に出ている

・寝るときの姿勢が悪く上半身が緊張している

このような状況が長く続く場合、筋肉は伸縮性が低下して固くなっている状態です。

伸ばされ続けたり長い時間使われていなかったゴムは固くしなやかさがなく、場合によっては千切れてしまうように、筋肉にも同じような現象が起きてしまうのです。

 

炎症状態とは

炎症は筋や筋膜といった組織が損傷している状態で、腫れや熱感を感じることがあります。

これは損傷した組織を回復するために集まった血液や水分によるもので、腫れによって患部の可動域も制限されてしまいます。

炎症状態は強い痛みが特徴で、炎症がひくまで痛みが持続することも特徴です。

 

ぎっくり背中の主な原因

ぎっくり背中の原因には以下のような点があります。

・慢性的な疲労の蓄積

・急な運動や過剰な筋疲労

・寝込むなど筋肉を長時間動かさない

・水分不足

・乱れた食生活

 

慢性的な疲労の蓄積

緊張して固くなった筋肉は、血行が悪化し老廃物が蓄積している状態になります。

本来、筋肉が活動したことで発生する老廃物は血流によって排出されますが、血行の悪さはこの循環を妨げるためさらに筋を固くさせる悪循環に陥るのです。

身体の回復力を上回る疲労をかけ続けたり、栄養状況や内臓の不調によって自己回復力自体が低下していると、筋は一層固くなりやすい状態になっています。

 

急な運動や過剰な筋疲労

普段は行わないような運動や強い負荷、とっさの行動などといった突発的な動きによって筋を痛めてしまう場合です。

そもそもこうした刺激で急な炎症を起こしてしまうには、前提としてすでに筋が固い状況があります。

また筋は使い過ぎだけでなく「使えていない」状態でも固く拘縮していきます。

例えば、睡眠中はほとんど身体を動かさないため筋は徐々にこわばっていき、朝起きる頃には筋が固まってしまっているのです。

朝起きたときに身体の痛みを感じることがあるのはこのためで、固くなった筋が運動によって引き延ばされることで筋肉を痛めやすくなっています。

 

寝込むなど筋肉を長時間動かさない

身体が痛いと、運動を避けたり一日中横になって休む場合もあるかもしれません。

しかし、既述の通り筋肉は動かさない時間に徐々に固くなって行ってしまいます。

筋肉の拘縮が痛みの原因の一つになっている場合は、長時間横になっていたり過度に運動を避けてしまうと筋肉をより固くしてしまうことになるのです。

激痛を我慢して動く必要はありませんが、動かせる範囲で動かしていくほうが治りを早めることができます。

当初の強い痛みが落ち着き「痛みはあるけど歩ける」程度であれば、通常の生活を送ったり、軽いウォーキングをして過ごすようにしていきましょう。

 

水分不足

疲労が蓄積し固くなっている筋肉の中では何が起きているのでしょうか?

筋肉は通常、血液から酸素や栄養を供給してもらいエネルギーを燃やしています。

また、筋肉の活動によって発生した老廃物は血流に運び出してもらうことで循環しているのです。

しかし疲労が溜まり筋肉が固くなると、周囲に走っている血管を圧迫することになり、全身の血流が悪くなっていきます。

血流の流れが滞っていますので、当然新しい栄養や酸素も届かなければ老廃物を運び出すことも出来ないため、やがて老廃物は蓄積する一方になってしまうのです。

血行を改善し、代謝によって老廃物を排出するためには、日頃から水分補給を十分に行えているかチェックしてみましょう。

水または糖分やカフェインのない飲料で水分補給をし、コーヒーやアルコール以外で一日1.2ℓ~1.5ℓを取れると理想です。

 

乱れた食生活

身体の痛みの原因が内臓の不調からきている場合も考えられます。

特に背中のハリは肝臓や胃などの不調が現れる場所でもありますので、普段の食生活や栄養の状況が悪いことが原因の可能性もあります。

糖質や脂質が過多な食事は消化吸収に負担をかけるだけでなく、ビタミンやアミノ酸といった栄養が不足しがちになります。

じつはビタミンやアミノ酸は食事からエネルギーを作るための代謝にも使用されるなど、身体にとって重要な栄養です。

積極的に摂取するよう心がけましょう。

 

痛くなってしまった時は

ぎっくり背中は筋肉の炎症になりますので、強い痛みや痙攣を伴う強い痛みが数日間続くことが特徴です。

無理な運動や負担は避け、まずは炎症をなるべく早く引かせるための処置が必要になります。

①ぎっくり背中かもと思った時は、まず水分をしっかり補給して過ごしましょう。

②患部を冷やして心地よく感じる場合は適度に冷やしましょう。

③発症から数日間は痛みが強いため、激しい運動や負荷の強い作業は控えます。

④強い痛みが収まっていれば適度にストレッチや軽い運動で筋を動かしましょう。

発症から数日の強い痛みは、炎症が収まってくると痛みも緩和されてきます。

しかし、ぎっくり背中を引き起こすまでの負荷が蓄積する習慣や食生活など、根本の原因を解決したわけではないため、いずれまた再発を繰り返してしまいます。

炎症期をなるべく早く脱することと、痛みの原因になる要素を改善していくためにも、早めに専門家の処置を受けることをおすすめいたします。

 

 

当院の改善方法

ぎっくり背中は突然起きるものではなく、それまでに蓄積した疲労や身体の使い方等から来る負担があって発症しています。

まずは一日も早く炎症状態が落ち着くよう、患部周辺の指圧や電気療法のほか過ごし方について指導させていただきます。

背中の負担は、腕や肩の使い方や首の固さ・歪みなどから徐々に蓄積されていきます。

患部は背中であっても、大元の原因に生っている腕や肩、首の動きを良くしていかないことにはぎっくり背中を繰り返してしまうことになります。

炎症の強い痛みが落ち着いてきたら、患部以外の筋肉・骨格・関節を調整していくことで背中にかかっていた負担を軽減していくことができます。

また、当院では筋肉・骨格だけでなく内臓・神経といった視点でお身体の痛みの原因を考えてアプローチしております。

生活習慣・食事のアドバイスなども行っておりますので、お身体がトータルで良くなっていただけるようお手伝いさせていただきます。

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