坐骨神経痛でやってはいけないこととは?整骨院が教える悪化させないポイント
「お尻から脚にかけてしびれと痛みが続いている」「坐骨神経痛と言われたけど、何をしてはいけないのかわからない」とお困りの方は多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、坐骨神経痛は対処の仕方を間違えると症状を悪化させやすくなるとされています。この記事では、整骨院の施術経験をもとに、坐骨神経痛の基本知識・やってはいけないこと・和らげるためのセルフケア・受診のタイミングをわかりやすく解説します。
坐骨神経痛とは?原因と主な症状

「坐骨神経痛ってどんな状態のこと?」まず基本を理解しておくと、やってはいけないことの理由も納得しやすくなりますよ。
坐骨神経痛とは
坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とは、腰から脚にかけて走る「坐骨神経」が何らかの原因で刺激・圧迫されることで、お尻・太もも裏・ふくらはぎ・足先にかけて痛みやしびれが生じる状態の総称とされています。坐骨神経は人体で最も太く長い神経とされており、腰椎(ようつい)から出て脚全体に広がっているとされています。
主な原因
坐骨神経痛を引き起こす主な原因として、「腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんヘルニア)」「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」「梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)」などが挙げられるとされています。原因によってアプローチ方法が異なるため、正確な診断が大切とされています。
主な症状
代表的な症状として「お尻・太もも・ふくらはぎ・足先にかけての痛みやしびれ」「片脚または両脚のだるさ・重さ」「長時間座っていると痛みが増す」「歩くと楽になる・または逆に歩けなくなる(原因によって異なります)」などが挙げられるとされています。
坐骨神経痛でやってはいけないこと

「坐骨神経痛のとき、何をしたらダメなの?」知らずにやってしまいがちなNG行動を整骨院の視点からご紹介します。
①痛みを無視して無理に動く・運動する
痛みやしびれが強い時期に無理に動いたり激しい運動をしたりすることは、神経への刺激が増して症状を悪化させるリスクがあるとされています。急性期は痛みが出ない範囲での軽い動きにとどめ、無理をしないことが大切とされています。ただし、過度な安静も回復を遅らせる場合があるため、痛みに合わせて少しずつ動くことが大切とされています。
②長時間同じ姿勢でいる(特に座りっぱなし)
長時間座り続けると腰椎や椎間板への圧力が高まり、坐骨神経への刺激が増しやすくなるとされています。デスクワークの方は30〜60分に1回は立ち上がり、軽く体を動かすことが大切とされています。また、柔らかすぎるソファや猫背での座り方も腰への負担を増やしやすいといわれています。
③急な前かがみ・中腰での作業
前かがみや中腰の姿勢は腰椎への圧力が高まりやすく、椎間板ヘルニアが原因の坐骨神経痛では特に症状を悪化させやすいとされています。洗面台での顔洗い・床の荷物を拾う動作・掃除機をかけるなど、日常のちょっとした前かがみ動作でも注意が必要とされています。膝を曲げてしゃがむ動作に切り替えることが腰への負担を軽減しやすいとされています。
④冷やしすぎる
坐骨神経痛の多くは神経周囲の炎症や血行不良が関係しているとされており、患部を冷やしすぎると血行がさらに悪くなり症状を悪化させやすいといわれています。急性期の強い炎症がある場合を除き、基本的には温めることで血行を促進し、症状が和らぎやすくなるとされています。
⑤強いマッサージ・無理なストレッチ
痛みが強い時期に患部を強くもんだり、痛みが出るほど脚を強く伸ばしたりすることは神経への刺激を増やすリスクがあるとされています。マッサージやストレッチは「気持ちよく感じる程度」にとどめることが大切とされています。
坐骨神経痛を和らげるためにできること

「じゃあ何をすればいいの?」やってはいけないことを知ったうえで、整骨院でもよくおすすめしているセルフケアをご紹介します。
お尻・梨状筋のストレッチ
梨状筋(りじょうきん:お尻の深層にある筋肉)が硬くなると坐骨神経を圧迫しやすくなるとされています。仰向けに寝て片方の膝を胸に引き寄せ、さらに反対側の肩方向へゆっくりねじるストレッチを左右各20〜30秒行うことが効果的とされています。痛みが出る場合はすぐに止めることが大切とされています。
温めて血行を促進する
腰やお尻を温めることで血行が改善され、神経周囲の緊張が和らぎやすくなるとされています。入浴・カイロ・温湿布などを活用することが効果的とされています。ただし炎症が強い急性期(熱感・腫れがある場合)は温めるより先に医療機関への受診をおすすめします。
姿勢を整えた歩行・軽いウォーキング
痛みが許す範囲での軽いウォーキングは、血行促進・神経の回復・筋力維持につながりやすいとされています。背筋を伸ばし、かかとから着地する正しい歩き方を意識することが大切とされています。痛みが強くなる場合はすぐに休むことが重要とされています。
病院・整骨院に行くべきタイミング

「どのくらいひどくなったら病院に行けばいいの?」セルフケアで様子を見てよい場合と、早めに受診すべきサインを知っておきましょう。
すぐに医療機関を受診すべきサイン
以下のような症状がある場合は、すみやかに整形外科への受診が勧められています。「排尿・排便に異常がある(尿もれ・便もれ・尿閉)」「両脚に症状がある・または急速に悪化している」「安静にしていても激しい痛みが続く」「脚の力が急に入りにくくなった(脱力感)」これらは馬尾症候群(ばびしょうこうぐん)などの重篤な状態の可能性があるとされており、早急な対応が必要とされています。
整骨院でのケアが向いている場合
軽〜中程度の痛みやしびれで日常生活は送れる状態・姿勢や筋肉のバランスが原因と考えられる場合は、整骨院でのケアが向いているとされています。アレーズ整骨院では、坐骨神経痛の症状に対して、腰・お尻まわりの筋肉へのアプローチや日常生活でのアドバイスを行っています。整形外科との並行通院にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
坐骨神経痛についてよくある質問

Q. 坐骨神経痛はどのくらいで和らぎますか?
A. 原因や症状の程度によって大きく異なります。軽症の場合は数週間〜数カ月で症状が落ち着きやすいとされています。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因の場合は、長期的なケアが必要になることもあるといわれています。早めに適切なケアを始めることが回復につながりやすいとされています。
Q. 坐骨神経痛のときに歩いてもいいですか?
A. 痛みが許す範囲での軽いウォーキングは血行促進・筋力維持に役立つとされており、原則として歩くことは問題ないとされています。ただし、歩くと痛みが強くなる場合や脚に力が入りにくい場合は無理をせず、医療機関への受診をおすすめします。
Q. 坐骨神経痛に温めるのと冷やすのはどちらがよいですか?
A. 急性期(発症直後で熱感・腫れがある場合)は冷やすことが有効とされていますが、慢性的な坐骨神経痛には温めて血行を促進することが効果的とされています。迷う場合は整骨院や医療機関に相談されることをおすすめします。
Q. 坐骨神経痛は整骨院で改善しますか?
A. 姿勢のクセや筋肉のバランスの乱れ・梨状筋の緊張などが原因の場合は、整骨院でのケアで状態が改善しやすくなるとされています。アレーズ整骨院では一人ひとりの状態に合わせた施術を行っていますので、症状でお困りの方はぜひご相談ください。







