「足の付け根から腰にかけて痛い…」という症状、実はかなり多くの方が抱えています。 足の付け根と腰をつなぐ筋肉として最も重要なのが「腸腰筋(ちょうようきん)」です。腸腰筋は腰椎(ようつい)から股関節の内側にかけてつながっており、この筋肉が硬くなったり過緊張を起こすと、腰と足の付け根の両方に痛みや重さが出やすくなるとされています。 骨盤が前傾(ぜんけい)や後傾(こうけい)に傾くと、股関節と腰椎の両方に負担がかかります。 🙋 患者さん:「腰も痛いんですが、足の付け根のあたりも同時に痛くて…どこが悪いんでしょう」 👨⚕️ スタッフ:「腰と股関節は腸腰筋という筋肉でつながっています。どちらか一方だけでなく、両方の筋肉と骨盤のバランスを一緒にみていく必要があります」 現代人に最も多い原因のひとつが「座りすぎ」です。長時間デスクワークをしていると、腸腰筋が縮んだ状態で固まり、立ち上がったときに足の付け根や腰が引っぱられるように痛くなるケースがあります。 足の付け根の痛みが強い場合、股関節自体に問題が起きているケースもあります。変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)は、股関節の軟骨が摩耗して痛みが出る状態で、腰への負担が二次的に増えることで腰痛も併発しやすいとされています。 骨盤の後ろ側にある仙腸関節が動きにくくなると、臀部(でんぶ)から鼠径部にかけて痛みや重さが広がることがあります。腰痛と股関節痛が混在したような症状が出るため、原因が特定しにくいケースも多いとされています。 🙋 患者さん:「病院でレントゲンを撮ったけど異常なしって言われました。でも痛いんです」 👨⚕️ スタッフ:「レントゲンで骨に異常がなくても、筋肉や関節の動きの問題で痛みが出ることはよくあります。整骨院では筋肉・骨格の動きからアプローチできますよ」 足の付け根と腰の痛みには、腸腰筋を優しく伸ばすストレッチが効果的とされています。「ランジストレッチ」がおすすめです。 やり方は片膝を床についた姿勢で、前の足に体重をゆっくり乗せ、股関節の前側(足の付け根)が伸びるのを感じながら20〜30秒キープ。左右各2〜3セット行います。痛みが強い場合は無理せず、専門家に相談してから行ってください。 日常動作の習慣を変えるだけで、腸腰筋と骨盤への負担を大きく減らせます。 ・椅子に深く座り、背もたれに軽く寄りかかる(骨盤が後傾しすぎないように) 🙋 患者さん:「自分でできるストレッチはありますか?」 👨⚕️ スタッフ:「ランジストレッチが特におすすめです。ただ、股関節に問題がある場合は逆に負担になることも。まず当院で状態を確認してから始めるのが安心ですよ」 整骨院では、骨盤の傾きや股関節の可動域を確認しながら、筋肉の緊張をほぐしつつ骨格のバランスを整える施術を行っています。 当院では整骨と鍼灸を組み合わせた施術を行っています。腸腰筋は体の奥深くにある筋肉のため、手技だけでは届きにくい部分に鍼(はり)でアプローチすることで、より効果的なケアが期待できるとされています。 🙋 患者さん:「足の付け根が痛いんですが、整骨院でも診てもらえますか?」 👨⚕️ スタッフ:「はい。股関節まわりの筋肉や骨盤のバランスを整えることで、足の付け根と腰の両方に同時にアプローチできます。まずは状態を確認させてください」 Q:足の付け根と腰が同時に痛いのは危険ですか? A:多くの場合は筋肉・骨格の問題ですが、まれに鼠径ヘルニアや内臓疾患が原因のこともあります。痛みが急に強くなった・発熱を伴う・片側だけ急激に悪化するなどの場合は早めに医療機関を受診してください。 Q:歩くと足の付け根と腰が痛くなるのはなぜですか? A:歩行時は腸腰筋と股関節が大きく動くため、これらに問題があると歩くたびに痛みが出やすくなります。骨盤のバランスや歩き方のクセも影響するため、専門家にみてもらうことをおすすめします。 Q:整骨院には何回通えば改善しますか? A:症状の程度や原因によって異なりますが、週2〜3回のペースで施術を受けると、早い方では数回で楽になるケースもあります。慢性的な場合はある程度の期間が必要なこともあるため、まずは状態を確認させてください。
結論から言うと、足の付け根と腰の痛みは、股関節まわりの筋肉や骨盤のバランスが崩れることで同時に起こりやすいのです。
この記事では、痛みの原因・日常生活での注意点・整骨院でできるアプローチについて、施術の現場経験をもとにわかりやすく解説します。足の付け根と腰が同時に痛くなる仕組み
腸腰筋(ちょうようきん)が鍵を握る
デスクワークで長時間座りっぱなしでいると、腸腰筋は縮んだ状態が続き、慢性的に硬くなりやすいのが特徴です。骨盤の歪みが連鎖して痛みを広げる
特に骨盤が前傾した状態では、足の付け根(鼠径部〈そけいぶ〉)が圧迫されやすく、腰椎の反りも強まるため、腰痛と鼠径部痛が同時に現れやすいとされています。整骨院の現場でも、この「骨盤の傾き+腸腰筋の過緊張」のセットで来院される方は非常に多いです。足の付け根と腰の痛みを引き起こす主な原因
長時間の座り姿勢・運動不足
また、運動不足による筋力低下は骨盤を支える力を弱め、姿勢の崩れからくる痛みをさらに悪化させやすいとされています。股関節の問題(変形性股関節症など)
中高年の女性に多く見られますが、若い年代でも股関節の構造的な問題(臼蓋形成不全〈きゅうがいけいせいふぜん〉など)で痛みが出ることがあります。仙腸関節(せんちょうかんせつ)の機能障害
日常生活でできるセルフケアと予防法
腸腰筋ストレッチで鼠径部と腰をほぐす
座り方・立ち方の見直し
・足を組む習慣をやめる(骨盤の歪みを防ぐ)
・30分に1回は立ち上がり、その場で軽く股関節を動かす
・立つときは両足均等に体重をかける整骨院での足の付け根・腰痛へのアプローチ
骨盤・股関節のアライメント調整
特に腸腰筋・大腰筋・腸骨筋などを手技でしっかりアプローチすることで、腰と足の付け根の両方の症状が改善しやすくなるケースが多いです。施術の現場では、骨盤の歪みを整えることで歩き方が変わり、痛みが落ち着いていく方をよく見かけます。鍼灸での深部アプローチ
特に慢性的な鼠径部の痛みや腰の深部のこわばりには、鍼灸との組み合わせが有効なケースが多いです。足の付け根・腰の痛みに関するよくある質問








