「走ると頭が痛くなる」「筋トレのあと頭痛がする」「運動中に頭がズキズキする」——こんな経験はありませんか?運動後や運動中の頭痛は決して珍しいことではなく、多くの方が悩まれているとされています。
この記事では、運動すると頭痛が起きる主な原因・タイプ別の特徴・自分でできる対処法と予防策を、整骨院の現場の視点からわかりやすく解説します。
運動すると頭痛が起きる主な原因

「運動するたびに頭が痛くなるんですが、何が原因ですか?」という相談をよくいただきます。原因はいくつかのタイプに分けられます。
首・肩まわりの筋肉の緊張
運動中に首や肩まわりの筋肉が過度に緊張すると、頭部への血流が変化して頭痛が起きやすくなるとされています。特にランニングや筋トレで肩や首に力が入りやすい方に多いとされています。日ごろから肩こりや首こりがある方は特に注意が必要とされています。
血圧・血流の急激な変化
激しい運動をすると血圧が一時的に上昇し、頭部の血管が拡張することで拍動するような頭痛(労作性頭痛)が起きやすくなるとされています。特に息をこらえながら力を入れる動作(バーベルを持ち上げるなど)で起きやすいといわれています。
脱水・電解質不足
汗をかくことで水分や電解質(ナトリウム・カリウムなど)が失われ、脱水状態になると頭痛が生じやすくなるとされています。運動前後の水分補給が不十分な方に多いといわれています。
低血糖
空腹のまま運動すると血糖値が下がりすぎ(低血糖)、頭痛・めまい・倦怠感などが起きやすくなるとされています。特に朝食抜きで運動する方に多いといわれています。
運動による頭痛のタイプと特徴

「どんな頭痛か」によって原因が違うことがあります。ご自身の頭痛がどのタイプに近いか確認してみてください。
ズキズキ・脈打つような頭痛
頭の片側または両側が脈打つようにズキズキする場合は、血圧や血流の変化による労作性頭痛の可能性があるとされています。運動強度が高いときや息をこらえたときに起きやすいといわれています。
頭全体が締め付けられるような頭痛
頭全体が締め付けられるような重い頭痛は、首・肩まわりの筋緊張による緊張型頭痛の可能性があるとされています。運動後にじわじわ現れることが多いといわれています。
運動後しばらくして起きる頭痛
運動が終わってから30分〜数時間後に頭痛が現れる場合は、脱水や低血糖が関係していることが多いとされています。水分・栄養補給で改善することが多いといわれています。
注意が必要な頭痛のサイン
「今まで経験したことがないほど激しい頭痛」「突然バットで殴られたような頭痛」「頭痛とともに吐き気・手足のしびれ・視野の異常がある」場合は、くも膜下出血など重大な疾患のサインである可能性があるとされており、すぐに医療機関を受診されることをおすすめします。
運動中・運動後の頭痛への対処法

「運動中に頭痛が起きたらどうすればいいですか?」という質問をよくいただきます。状況別の対処法をお伝えします。
運動を中断して休む
運動中に頭痛が起きたら、まず運動を中断して涼しい場所で休むことが大切とされています。無理に続けることで症状が悪化する可能性があるとされています。
水分・電解質を補給する
スポーツドリンクや水を少しずつ飲んで水分・電解質を補給することが有効とされています。一気に大量に飲むと気分が悪くなることがあるため、ゆっくり補給することをおすすめします。
首・肩をゆっくりほぐす
首や肩の筋緊張が原因の頭痛には、ゆっくりとした首のストレッチや肩回しが有効とされています。強い力でマッサージしたり急に動かしたりするのは避けることをおすすめします。
横になって安静にする
症状がひどい場合は横になって安静にし、頭を心臓と同じ高さか少し高くすることが楽になりやすいとされています。暗い静かな場所で休むことをおすすめします。
運動による頭痛を予防するセルフケア

「運動のたびに頭痛が起きてしまって困っています。予防する方法はありますか?」というご相談もよくあります。予防に有効とされているセルフケアをお伝えします。
運動前の水分補給を忘れない
運動の30分〜1時間前に水分を十分に摂っておくことが、脱水による頭痛の予防に有効とされています。のどが渇いてから飲むのではなく、こまめな補給を心がけることをおすすめします。
ウォームアップをしっかり行う
いきなり激しい運動をすると血圧が急上昇しやすいとされています。5〜10分のウォームアップ(軽いウォーキングや動的ストレッチ)で体を徐々に慣らしてから本格的な運動に移ることをおすすめします。
首・肩のストレッチを日課にする
日ごろから首・肩まわりの柔軟性を高めておくことで、運動中の筋緊張による頭痛が起きにくくなるとされています。首の側屈・回旋、肩甲骨を動かすストレッチを毎日続けることをおすすめします。
運動強度を段階的に上げる
急に高強度の運動をすると血圧変化が大きくなりやすいとされています。運動習慣がない方や久しぶりに運動する方は、軽めの強度から徐々に上げていくことが頭痛予防に有効とされています。
運動後の頭痛に関するよくある質問

Q. 毎回運動すると頭痛になります。病院に行くべきですか?
A. 頭痛が毎回繰り返される・だんだん強くなってきている・市販薬で改善しないといった場合は、一度医療機関を受診されることをおすすめします。整骨院では首・肩まわりの筋緊張が原因の頭痛に対して施術でのサポートも行っています。
Q. 筋トレ中に頭痛になります。何が原因ですか?
A. 筋トレ中に息をこらえて力を入れる動作(バルサルバ法)は血圧を急上昇させ、頭痛を引き起こしやすいとされています。息を止めずに動作中に呼吸を続けること(力を入れるときに吐く)を意識することで改善しやすいとされています。
Q. ランニングのあとに頭痛がします。やめたほうがいいですか?
A. まずは水分補給・ウォームアップ・クールダウンを徹底することをおすすめします。それでも改善しない場合は強度を落とすか、一度専門家に相談されることをおすすめします。
Q. 整骨院で運動後の頭痛は診てもらえますか?
A. 首・肩まわりの筋緊張が原因とされる頭痛であれば、整骨院での施術が改善のサポートになることがあるとされています。アレーズ整骨院鍼灸院では姿勢・筋緊張・頚椎のバランスを整えるアプローチを行っています。お気軽にご相談ください。







